技能実習生 ビルクリーニング職種だけは納得できない

技能実習生の職種一覧を見ていていたら、
とんでもない違和感のある職種が一つ混じっていたので今日はそれについて書こうと思います。

ビルクリーニング作業について

はっきり言って日本人でも給料激安のビルクリーニング作業が技能実習の職種に追加されてました。
もともと低賃金な職種であるうえに、日本人ですら最低賃金より少し高い程度のお給料。
人手不足な業界なのはわかるが果たしてこれが技能と呼べるのでしょうか。
ビルクリーニング業界の人には大変申し訳ないけれど、ただの清掃員ですしね。
JITCOの概要見ても、作業もまさに単純作業という感じ。

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この職種には技能実習生の建前すら感じない!

一応、技能実習生には建前があって母国にその技術を持って帰って、日本で学んだことを生かすという国際貢献の意味もあります。
建設や製造他の仕事は、単純労働の部分もあるが作業が複雑で学ぶところある。
しかし、ビルクリーニングにはそれすらも感じないです。
実習生は母国に帰ってジャニターでもするんでしょうか。

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ビルクリーニングの仕事量

また、ビルクリーニングって基本的に1日に一つの現場で終わらないそうで、現場が2つだったり、3つだったりします。
実習生は基本的に時給で動いており、建設などでもよく説明をしっかりしておかないともめるのですが、移動時間は労働時間に含まれないという企業もあります。
底辺でお金のないビルクリーニング業界だとこういう方式を取っている会社もありそうで、あとからトラブルになりそうな気もします。

最後に

一番僕がこの職種の気になった部分はこれです。

JITCOのそれぞれの職種のページに職種ごとの製品の例があるのですが、ビルクリーニングの製品の例がかっこよすぎるのです。

例えば、金属プレス加工だと、

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自動車整備

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そしてビルクリーニング

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ビルクリーニング作業の結果そのもが製品である。
まさに職人ですね。