世界一簡単な言語・インドネシア語は3ヶ月で習得可能

世界一簡単な言語と言われるインドネシア語。
しかもマレーシア語と共通する部分が多いので、インドネシア語をマスターすればインドネシア人2億5千万にとマレーシア人3千万人との会話が可能になる。
しかもインドネシアには英語を喋れる人口が比較的少ないので、英語の次に勉強する言語としてはかなりおすすめです。
そんなインドネシア語について解説します。

 

インドネシア語を学ぶメリット

先にも述べたように複雑な要素がなく比較的時間をかけなくても日常会話程度ならすぐにマスターできるということ。そして人口が多く、この先、中国、アメリカ、インドにつぐ世界第4位の経済大国になるという可能性を秘めた国です。
インドネシアの人口ピラミッドもきれいな三角形でこれからますますインドネシアの存在感は世界で増していきます。
ビジネスにおいてもインドネシア語が喋れるということはプラスに働く可能性が高いです。また、英語や中国語と違い、日本人でインドネシア語が喋れる人はかなり少ないです。
特にIT分野ではインドネシア語の需要は増えていく見込みで、インドネシアはITに力をいれておりインドネシア語が喋れる日本人を欲しがっています。

簡単な時制や文法

英語を勉強した人はわかると思いますが、新たな言語を勉強する時に覚えるのが大変なのは、時制や文法です。
しかし、インドネシア語には時制がないのです。
英語や日本語のように時制による動詞の変化がありません。
では、どのように時を判断するのかというと、その場の状況やイントネーションやで判断します。
たとえば、Saya datang と言えば「私は来るでしょう」「私は来ます」「私は来ました」という文章になります。
そして時を明確にさせたければ、その後に、minggu lalu「先週」 sekarang「今」 kemarin 「昨日」などの時を表す単語を付け加えます。

例文:
Saya pergi ke sekolah (私は学校へいきます)
Saya pergi ke sekolah hari ini(私は今日学校へいきます)
Saya pergi ke sekolah kemarin (私は昨日学校へいきました)
Saya pergi ke sekolah minggu lalu (私は先週学校へいきました)

語順は英語と近く、主語+動詞+目的語が一般的です。ですのでグーグル翻訳などで、インドネシア語を英語に翻訳してみると綺麗な英語で出て来るので、日本語で翻訳するより分かりやすいです。

*中には時制によって変化するものもありますが、初心者のうちは混乱するので覚えなくていいと思います。

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複数形や敬語

英語だと複数形によって「s」をつけたり、その単語によって「s」のつけ方や単語自体が変わることがあります。
例えば人はpersonですが、人々になるとpeopleに変化します。
インドネシア語の場合、人はorang で、人々はorang-orangとなります。同じ単語を二回繰り返せば複数形の意味になります。
また、日本語や韓国語のように目上の人や初対面の人にたいする敬語もありません。

インドネシア語はなぜ簡単なのか

インドネシアは世界一の群島国家であり、様々に民族が暮らしており、言語も様々です。日本の方言と違い、まったく共通点がなく意思疎通の不可能な言語です。
その中で国を一つにまとめる際に必要な言語として、もともとマレー半島南部で栄えたマラッカ王国の商人たちが使っていた言葉を共通語として採用したのです。
理由はその言葉が簡単で誰もが覚えやすいからです。こういった歴史があることもインドネシア語が覚えやすいと裏付けしています。