日本人の理解できないインドネシア人の国民性

人口は2億3,000万人を超える世界第4位の規模であるインドネシア。世界最大のイスラム人口国としても知られ、世界最大の島の数があり、そこで多数の民族が暮らしている。約300の民族がおり住民の内、ジャワ人が45%、スンダ人が14%、マドゥラ人が7.5%、沿岸マレー人が7.5%、その他が26%、中国系が約5%となっている。

世界一簡単なインドネシア語

もともとこのように多数の民族が暮らしており、言語もまったく違ったため、国の公用語を決める際に習得のしやすいようにするために比較的簡単な言語を公用語にしたという説がある。

インドネシア語が世界一簡単と言われるわけは、発音が容易で、読み方もローマ字表記であり、時制にによって単語の変化がないからである。さらに文法も順番が違っていても通じるし、単語を覚え、並べて行くだけでも通じてしまう。

また、マレーシア語ともかなり似ており、インドネシア語を覚えればマレーシア語も習得できる。インドネシア語は集中して勉強すれば、1〜3ヶ月で日常会話の習得が可能だという。

 

インドネシア人の国民性

世界最大のイスラム教の国であるが、非常に都合のいい宗教感であり、豚も時には食べるし酒も飲んだりする。豚や酒を飲むときは一応心のなかで神様に謝るらしい。女性も露出の高い服を結構きているし、ビジャブをつけている人は少数派だ。ラマダンの時期にはしっかり断食をするが、仕事の関係やどうしても都合で食べなきゃいけないときは食べる。海外に住んでるインドネシア人はラマダンの時期でもこういった場面が非常に多い。

また、性格は南国らしく陽気で明るい人が多い。ただ、フィリピン人のように底抜けに明るいわけではなく、シャイで人見知りな人が結構多い。家族を大事にし、目上の人に対する忠誠心もあるが、言い訳や嘘が多い。こういったことから仕事のパートナーにする場合は気をつけたほうがいい。

いい加減な部分も多く、他力本願であり、日本人が真剣にインドネシ人と向き合うとかなりイライラさせられる。何か難しいことを頼むと、できるようにする理由ではなく、出来ない理由を先に考える。

そのわりに繊細で、すこし相手が冷たくするとひどく傷ついたりするので、何か彼らがやってくれたときはしっかりお礼をいったり、褒めてあげたりするとやる気がでて仕事の面でもスムーズに行くだろう。

ビジネスの面で行くと、適当なので契約書等をしっかり読まないのであとで揉めることが多い。その点、アメリカ文化が染みついているフィリピン人の労働者は仕事を始める前に契約内容をしっかり読み。不明な点があれば質問してくる。

facebookが大好きで、時間があればfacebookのページを眺めている。

ただ、親日国であり、日本のアニメや文化だ大好き。日本への観光旅行者も年々増えている。

人口世界第4位 インドネシアの特徴

まとめ

人口も多く、経済成長もしているインドネシア。これから日本に観光や仕事でくるインドネシア人も増えてくる。そのなかで、彼らの性格や宗教を理解し、うまくインドネシア人と日本人も付き合っていければいい。ビジネスにおいては、現在も日本の水産系の仕事で非常に多くのインドネシア人が従事している。貿易でも日本はインドネシアの最大輸出相手国である。これからの2国間の発展のためにお互い、相手のことを理解していきたいと思う。