ミャンマーの国技 世界一危険な格闘技『ラウェイ』

ミャンマー伝統の格闘技 ”ラウェイ”について今日は紹介しようかなと思います。

このラウェイっていうのは立ち技系の格闘技でパンチ、蹴り、膝蹴り、肘打ち、そしてなんと頭突きも攻撃として使用する事ができるというめちゃくちゃ危険な格闘技なのです。

体の中で一番堅いと言われている頭を攻撃に使えるだけでかなり最強。

スポンサーリンク

さらにグローブ着用はなく、拳には縄を巻くだけ・・・

これは殴る方も結構痛いと思う。

殴られた方はもっと痛いと思うが、、

格闘技好きの自分も絶対にやりたくない恐ろしいルールなのです。

しかも格闘技では必ずある判定というシステムがなく、KOでしか勝利は認められないそう。。

試合模様はこんな感じ↓

ラウェイ

実は日本の有名キックボクサーの寒川直喜選手や藤原あらし選手もミャンマーまで遠征し、ラウェイの試合に挑戦していて、

結果は両選手とも経験した事の無い”頭突き”による攻撃で大苦戦・・・

なんとか引き分けに持ち込んでいる。

ただ、残念な事にラウェイはミャンマーでの人気がだんだん無くなってきており、選手を目指す若者が年々減ってきて競技の存続が危ういらしい。

確かにこんな危険な格闘技をやりたがる若者は今の時代、中々いないだろう・・・

日本でも格闘技人口は減ってきているというのに。

民主化の進んだミャンマーでは、もはやラウェイに対する国民の感心は薄く、新聞のスポーツ欄には欧州サッカーの話題などが多く取り上げられている。

ちなみにミャンマーでサッカーはかなり人気スポーツ!自国の代表チームは弱いが。

日本の相撲などもそうだけど、伝統のある競技なのでもっと若者達が関心を持って欲しいものですね!