日本を含め先進国が抱えている問題と言えば、少子高齢化です。
世界中で65歳以上の人が増加しており、日本でも2050年には40%の人が65歳以上になると言われています。
少子高齢化が起こると、労働者人口が減ったり福祉の問題で国や国民にとっては大きな負担となり、
少子化問題を抱える先進各国も頭を抱えています。
出典:ワールドキャリア
タイも少子化の危機
そんな中、東南アジアのタイも少子化の危機に陥っているといいます。
タイの統計局が発表した内容によると、2014年の60歳以上の人口は1001万5千人で全体に占める割合は14.9%。
2012年は12.2%、1994年は6.8%と考えるとタイも凄いスピードで少子高齢化が進んでいます。
原因は、女性の社会進出が多くなった事や教育レベルが上昇したことが関係していると考えられます。
日本と同じように都市部バンコクに住む女性達は結婚を進んでしたがらない傾向にあるらしいのです。
なんとバンコクに住んでいる30%の女性が独身だとか・・・
15~59歳の労働者人口で見てみると2010年には67%いたが、予測によると30年後の2040年には55.1%に減ると見られており、
タイ政府も少子高齢化の対策として、早急に福祉や医療サービスの充実を急いでいるそうです。
出典:ワールドキャリア
ASEANの物流や生産の中心地で経済的にも好調なタイ、若者は仕事を求めてバンコクに出て行き、
農村部には社会保障制度もないまま老人たちが取り残されている。
タイも近々先進国の仲間入りをするかもしれないですが、
日本、韓国、台湾、シンガポールと同じように少子化問題で苦労しそうです。